玉毛抜いてるの?
「抜く」という事。何かが抜けた時ってスッキリしませんか?いきなり下ネタから入ってんだよ!と思われたらすみません。私が言いたいのは、例えば畑で育ててた大きなカブを、抜く事が出来た。手にささってしまった物がキレイに取れたとか、喉に刺さった魚の骨が取れたとか、そういう事です。自分が不快に思ってる事から解放された時はスッキリするものです。
最近ヒゲを毛抜きで抜く男性も非常に増えています。理由は、抜いた方が見た目がキレイだから。など上げられますが、本心は「快感だから」でしょう。なぜなら、以前は私も毛を抜く事に快感を感じていた一人ですから、その気持ち分かります。
しかし唯一、理解出来ない事があります。それは、金玉袋に生えてる毛を抜くという事。実際に抜いている人、そしてこれから抜こうと思っている人。痛くないんですか?快感で抜いてるという方は100歩譲りますが、毛の処理の為に抜いてる人は本当に勇気のある人だ。
もっと、たくさん良い処理方法があるのに。
ムダ毛(玉毛)を抜く事によるデメリット
まず毛を抜く事。これは数ある処理方法で、一番やってはいけないと言われています。一番の理由は肌を傷付けるからです。よく聞くのが、肌を抜く事で炎症を起こしてしまい、ニキビみたいな腫れものができる。これを毛濃炎と言います。そして、抜く途中に切れてしまい、皮膚の中に残ってしまった毛。残った毛が表面に出るよりも先に、肌が再生されて、外に出れなくなり、皮膚の中で伸びてしまうという事もあります。これを埋没毛といいます。
毛を抜くという事は思ってる以上に肌にダメージを与えるという事を知っておいて下さい。
これを知った上でまだ玉毛を抜きますか?玉袋は、ヒゲや胸や、腹などとは比べ物にならないくらいデリケートな部分です。皮膚も柔らかいので、抜こうと思ったら、皮膚が伸びてしまい、なかなか上手に抜く事もできません。玉袋の毛を抜けて毛濃炎になったら痛いですよ。だって歩く時、常に衣服や、太ももにすれるのですから。そして、毎回その様な刺激を与えられるので、治りにくく、ひどくなりやすいのも大きな特徴です。
金玉袋はあなたの急所でしょ?
男性を一撃で仕留める事が出来る場所と言ったら、玉袋でしょう。どんなに鍛えてても、ここだけはどうする事も出来ません。そんな所の毛を引っ張って抜いているのですよ?一点に力を集中させて、無理やり引っこ抜く。そりゃそれ相応の痛みも伴います。私は思うのですが、玉袋が毛に引っ張らて伸びるワケは、「抜いたらダメージ受けるから、抜かないで~」と玉袋が抵抗してるからだと思うんです。……まぁこれは、あくまでも個人的な妄想なので気にしないでください。
話は少しそれましたが、玉袋は男性にとっての急所です。それは唯一、身体の外側に出ていて、骨などに守られていない「内臓」だからです。
心臓、肺、胃などの内臓は全て肋骨に守られて、さらに、脂肪、皮膚と厳重に守られています。しかし玉袋の中にある睾丸(精巣)はどうでしょうか?ほんの少し分厚い皮膚で覆われているだけです。皮膚の下は、すぐに内臓。皮膚が炎症を起こせば、中の内臓も近い為、多少なりとも影響は出てしまいます。
それでも痛みを我慢して、抜くのですか?
それでも抜くなら、あなた脱毛症ですよ。
先ほど説明した理由も知ってて、ただ快感に身を任せて毛を抜いてしまってる。 そんな人は「脱毛症」と言われる立派な精神病です。この病気は、自分が精神的な病にかかっているという事に、気付かないのが恐ろしい所です。皮膚はどんどん荒れてしまい、併症を引き起こして病院に行く。その時に初めて気付く事が多いのです。
でもね、抜きたい気持ち本当に分かるんですよ。抜いた毛を数えてみたり、並べてみたり。今日はこれだけ抜いたぞ!って叫んだり。そんな状態になってしまっていたら、恐らく脱毛症でしょう。
痛みを超越して快感を感じてしまっていたら、少し良くなるのも大変かもしれません。それでも、てっとり早く良くする方法もあります。
毛を抜くのが止められない人の解決策
やめられない、とまらない。どこかのメーカーのキャッチフレーズにもありますが、毛を抜くのを止めれない人への、解決策として脱毛があります。
脱毛してスッキリさせるのです。抜きたくても、抜ける毛が無くなる状態にまでしてしまうと良いでしょう。私もヒゲですが、実際に脱毛してスッキリする事により、抜く行為をほとんどしなくなりました。場所がどこであれ、無ければ、抜けません。
光脱毛は、肌へのダメージはありません。多少チクッとした痛みを感じますが、安全です。そして、一度スッキリすれば、基本的には生えないと言われています。
最近では男性が通いやすい様に、男性専門の脱毛サロンも増えています。そして昔と比べて、脱毛にかかる金額も、かなり安くなってきました。
脱毛症で悩んでいる人も、玉袋の毛をスッキリさせたいと思っている人も脱毛してみてはいかがでしょうか?
抜くのはダメだが、処理はした方が良い
さて、今回は玉毛を抜く事を、否定する様な記事を書いてしまいました。確かに抜く事はオススメできません。しかし、玉袋の毛が気になって、何かしようと思ったあなたの行動は素敵な事だと思います。
日本の男性は陰部の毛を、あまり処理しようとしません。陰部の毛を処理する習慣がないからです。しかし、あなたは「抜く」という方法ですが、玉毛の処理をしていました。気にしているのと、気にしていない。この差はすごく大きいと思います。
私は、玉袋の毛をキチンと脱毛で処理しています。ハッキリ言って快感です。玉毛が有るのと、無いのでは全く感じ方も変わってきます。は蒸れない、臭いも籠らない、感度が上がる、メリットを数えればたくさん出てきます。
玉毛が無い方が良い。これは間違いないと思います。これを知ってる方は、そのもう一歩先の、どの様に安全に、キレイに、肌に優しく無くしていくのか。そんな事を考えていっても良いのではないでしょうか。
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