当サロンでの脱毛部位で、不動の一番人気である「ヒゲ」ですが、お客様によって、毛の濃さ（硬さ）は異なります。
そして、抱えられている悩みも様々です。
毎日ヒゲを剃るのがめんどくさい、と言われるお客様、
カミソリ負けや、肌荒れで痛々しいお客様、
青ヒゲや泥棒ヒゲを解消して、清潔感を出したいお客様、
ヒゲは、悩みの数の多さでも一番なのです。
そんな中で、共通して聞く言葉が「剃り残し」です。
当サロンでは、施術する前に、施術部位のシェービングを、お客様の自己処理でお願いしているのですが、ほぼ全てのお客様、と言ってよいほどの確率で、剃り残しはあります。
剃り残しは、自分では気が付かないことが多く、もし気が付いても、仕事中など、すぐに処理できない場合が多いです。
皆さまの、一番の悩みではないかもしれませんが、できる事なら防ぎたい、ヒゲの剃り残し。
今回は、剃り残しを少しでも無くす方法を、お伝えしようと思います。
当サロンのお客様の中には、夜、お風呂に入っている時に、毛を温め、柔らかくして、夜の内にヒゲを剃り、朝は剃らない、というお客様が数名おられます。
毛を柔らかくする、という考えは間違いではないのですが、実際は、朝、ヒゲを剃る方が良いです。
理由は二つあるのですが、一つ目は、ヒゲは朝（5〜9時）に、活発的に伸びると言われています。
ですので、夜に毛を剃ってしまうと、朝にはまた伸びてしまっているのです。
二つ目の理由は、朝の方が、顔の水分量が豊富だからです。
水分量が多い事で、カミソリ負けや肌荒れを少しでも防ぐことができます。
ここで剃り残しを無くすポイントですが、それは、起きてから15分〜20分後に、ヒゲを剃る、という事です。
朝、起きた直後は、顔がむくんでおり、毛が肌に埋もれて、隠れてしまっているのです。
朝、仕事に行かれるまでの少ない時間の中で、なかなか実行できない方もおられるでしょうが、肌トラブルや、剃り残しの事を考えて、頑張って習慣付けてください。
皆さまが、ヒゲ剃りにどちらを使用されているかは、わかりませんが、もしかして、両方使われている方もおられるかもしれません。
剃り残しを少しでも無くすという事で、どちらにも当てはまる共通点としては、刃が傷んでいる状態で、ヒゲを剃ってはいけないという事です。
剃り残しの原因の一つでもありますし、肌への負担にもなりますので、しっかりと切れる、汚れの無い物を使用してください。
次に、カミソリと電気シェーバーの違いですが、まず、使用するシェービング剤が違います。
カミソリ用のシェービング剤は、毛を柔らかくします。
電気シェーバー用のシェービング剤は、毛を立たせます。
カミソリを使用する際に、シェーバー用のシェービング剤を使うなど、反対に使用してしまうと、剃り残しや、肌荒れの原因になりますので、注意してください。
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