青ヒゲの迷信とは!?
最近雨の日が多い今日この頃、皆さんはどうお過ごしでしょうか?ジメジメしているとヒゲが伸びやすいなんて話もありますよね。
ヒゲが成長するのって人によっては重大問題ですよね。特に「青髭」の人間には死活問題なのではないでしょうか?そんな青髭の真実についてお伝えしたいと思います。例えば…「電気シェーバーで髭を剃ると青髭になる問題」や「ヒゲは剃り続ければ剃り続けるほどどんどん濃くなっていく問題」など聞いたことはありませんか?誰に言われたわけでもないのにそうなんだと信じていることありますよね?
今回はそんな迷信なんじゃないかと思われる青ヒゲの真実にフォーカスを合わせてみたいと思います。
電気シェーバーで青ヒゲになる問題
電気シェーバーって聞いたことありますか?
皆さんのお父さん達が使っているのを見たことがあるかもしれませんね。そんな電気シェーバーですが、肌に負担がかからない点や楽に処理が行えますし、急にヒゲを剃りたい時には重宝しますよね。
しかし「電気シェーバーで髭を剃ると青髭になる」という話を耳にしませんか?これは本当なんでしょうか?電気シェーバーは剃刀と肌の間に薄い金属があるので深剃りしにくい構造になっています。青髭というのは、簡単に言うと剃り残しが肌から透けている状態を指しますので深剃りをすることがない電気シェーバーはその肌に優しい構造が仇となり青髭になりやすいと言えるのかもしれません。
ただ本当の所、青髭の根本の原因は違います。それはこれから解き明かしていきますが深剃りすればなりにくいのか?ということでもないのです。
剃刀などは電気シェーバーよりしっかりと剃ることができますがしっかりした処理の仕方をしないと肌を傷つけてしまうので注意が必要です。
髭を剃り続けるとどんどん濃くなるの問題
男にとっては毎日の日課のひげ剃り、本当にめんどくさいですよね。でもその剃り続けることがあなた自身の髭を青くしていると皆さん今まで常識だと思っていませんでしたか?
髭を剃る時などヒゲは引っ張られています。特に使い続けてキレが悪かったりすると最悪です。そうなると、皮膚の下には引っ張られ膨張して太く柔らかくなった髭が残り、さらにその膨張したひげが生えてきた際にヒゲはより青く見えます。その膨張したヒゲは柔らかく剃りにくいのでそれも濃く見える原因なのです。
例えばカミソリで髭を剃った場合毛の先端が尖った状態になります。それが相対的に根元が太く感じてしまいます。剃ったあとに生えてくる毛が濃く見えてしまうのは見え方の問題でもあるわけです。
ただしこの「髭を剃り続けると青髭になる問題」にも根本的な問題が関わってきています。
青髭の根っこの部分を探しだせ!
悩んでいる方はあごや頬、鼻下など広範囲に生えていますよね?
先程簡単に説明したように青髭等は表面の髭を剃った後の奥深くの毛根が皮膚を通して透けて見えるものなんですね。なので先程説明した剃り残しで青髭につながるんです。
しかし、さらに掘り下げていくと色々な理由が見えてきます。
例えば「皮膚の薄さ」です。
顔の皮膚というのは全身の皮膚と比べるととても薄くなっています。この薄さにも個人差がありますが、薄ければ薄いほど透けてしまうので髭が目立って青髭になるということです。
皮膚というのは層状になっているのですが、体は大体10層、それに比べて顔は平均7層なのです。その分薄いのがわかっていただけたかと思います。
続いて「毛の密度と濃さ」です。顔は頭髪などと比べても引けを取らない毛の量の密度があります。これも個人差はありますが、髭が濃い・青い人は毛の密度がありますし、さらに毛自体がとても太い。このことが青髭に繋がっていくのです。
次に「肌が白い」ことが挙げられるのではないでしょうか?特に青ヒゲが濃い人というのは肌が白いのです。綺麗じゃないですよ?白い!です。ヒゲの色ってわかると思いますが黒ですよね?髭の黒と肌の白さを絵の具のように混ぜ合わせると青が生まれます。生まれるんです、はい。これが青髭の原因になっているのです。
え!?なら肌が白い欧米人はなぜ青くないのか?って?
良い質問です。白人さんの場合、東洋人と比べると髭自体の色が違いますよね?そうです。白人の場合、例外はありますがヒゲの色は茶に近いのですね。なので茶色のおひげと肌の白さを混ぜても青っぽい色は生まれませんよね?それが白人が青髭になりにくい理由になります。
最後にもう一つ!それは「毛の周期」。つまり毛の生える速さが関わっています。青髭さんの特徴に毛の伸びるスピードが速いことが挙げられます。朝に髭を剃っても夕方近くになるともう新しい髭が生えてくる。そのサイクルが青髭状態を悪化させていくのです。
青ヒゲ対策は存在するのか?
こんなにも厄介な青髭。改善方法はあるのでしょうか?対策としてはいくつかあります。諦めないで!ということでいくつか方法をご紹介します。
最初に毎日行うひげ剃りについて紹介したいと思います。毎日やるのはめんどくさいから適当に剃っていませんか?適当に剃ることをやめ少し気を使うだけで改善できる場合もあります。それは「しっかりと深く剃り、剃り残しをなくすこと」です。
電気シェーバーなどあまり深剃りできないものなどは避けたほうがいいかもしれません。一部例外はありますが。また剃る前に暖かいタオルやお湯で毛穴を開き、髭自体を柔らかくすることで剃りやすい状態を作りましょう。さらに毛の流れと逆方向に剃ることも深剃りには重要です。
これで一時的には効果が出ることは間違いありませんが、時間が経過していくと結局はまた目立ってきてしまいますし、深剃りは肌の弱い人にとっては痛めてしまう場合もあります。
続いては「抑毛ローション」についてです。ローションなので気になる部分に塗るだけでとても簡単です。気になった時に塗ったり、ヒゲを剃った後に塗ったり様々ですが大体ローション一本の値段は4~6千円だったりとやや高額です。安いと心配ですしね。この簡単に塗るだけで本当に効くのかというと、太いひげなどが減るということでは残念ながらありません。
長く続けたからといって効果はなかなか出ませんし、それが減毛に繋がることはほぼないのです。それにでなければ出ないほど出費も多くなっていきます。かなりリスクが高いのがローションなのです。
似たようなものに「除毛クリーム」があります。アルカリ性のクリームでそのクリームで毛のタンパク質を溶かしてしまう除毛方法です。カミソリなどで剃る場合表面の毛しか剃れませんが、除毛クリームを使用すれば毛穴の中の毛まで処理することができます。なので青髭には効果的かもしれませんね。ただ本来身体に使用する物、顔に塗ったら肌荒れは避けられないと思います。塗ればわかりますがかなりヒリヒリしますからね。
その他には「コンシーラーで隠す」なんて方法もあります。芸能人がよくやられているのではないでしょうか?即効性もありますし最近では男性でも持ち歩く人が増えています。ただなかなか見慣れないものではありますし、色が合わないとそこだけ浮いてしまってかなり恥ずかしいことに・・・。
ここまでいくつか青髭対策方法をご紹介しましたが、これはあくまで一時しのぎにしかなりません。それは毛の根っこ自体をどうにかしなければ青ひげとは一生向き合わないといけないからです。諦めればそれまでですが唯一その毛根を安全に撃退することができる方法があるんです。
青髭に対処できる唯一の方法?
本当に青髭をどうにかしたいと思っていて、肌のことも大切にしたいあなた。青ひげは毛根から処理必要があるのです。この毛根から処理する方法は剃刀などで行うのが無理なのは説明したとおりです。
ではどうすればいいのか、それは毛根自体を破壊できる脱毛機器や脱毛サロン等での施術が唯一の方法と言えるでしょう。
毛の根本は「毛母細胞」が関わっています。その細胞を安全に破壊できるのが「光脱毛」です。毛根自体が処理されて皮膚を通して毛が透ける事はなくなるのです。
実際脱毛を行った人は青髭があったなんてわからない程気にならなくなったという意見や自己処理も楽になり毛穴の黒ずみなどもスッキリしたという方もいます。
又、部分的に脱毛し髭デザインしたりなどする人もいますね。脱毛をすることで世界が広がるとも言えます。一日たりとも忘れたことがなかった青髭が気がついたら気にしない自分がいて、人前にも自信を持って外に出ていける自分に気づくことになるでしょう。そんな「自分」になってみたいとは思いませんか?
あれこれ考えるなら一度挑戦してもいいかもしれませんよ。
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