混浴は男のロマン
「混浴。」
私は、この二文字を最強の言葉の一つだと思っております。この言葉を聞いて、テンションが上がらない男性の方が少ないのではないのでしょうか。
温泉に馴染みが深い日本では、混浴の温泉など、たまに見かけます。私も若い頃は、ロマンを追いかけて、各地の混浴に行った事もありました。
海外にも、混浴の様に、男性と女性が裸で付き合いをする場があります。温泉はもちろん、サウナやスパなど、会社帰りの同僚の男女同士でいったり、友達と行ったりなど、日本よりも裸の付き合いが多いのです。
そして、その混浴の場で、相手に見られてもいいように。もし見られた場合でも、相手に不快感を与えない様に、自分のアンダーの毛の処理をほとんどの人が行っております。
見られてもいいように処理している。日本と考え方が正反対ですね。日本ではまず、絶対見られない様にする。そして、ガチガチにタオルなどでガードするから、基本的には見られません。なので、処理をしないといけない、という考えにすら、行きつかないのです。
海外と日本のアンダーの毛の考え方。何が恥ずかしくて、何が恥ずかしくないのか。今回、それぞれの国の脱毛事情と、どんな脱毛方法が人気なのか、比べてみましょう。
もちろん、ここで得る知識は、近い将来、あなたが海外の混浴に行く為に大いに役に立つでしょう。
海外と日本の脱毛事情
海外の混浴はオープンな人が多い。この言葉だけで海外行きを決めそうになった人、ちょっと待って下さい。海外は確かにオープンですが、海外にはムダ毛に対する、厳しいルールが存在します。
特にヨーロッパの人達は、相手に対して不快感を与えない様に、そして不潔と思われないように、キチンとアンダーの毛の処理をしています。アンダーのムダ毛に無頓着な日本人とは考え方にかなりの差があります。
1.海外の人の脱毛事情
2.海外の脱毛方法は基本的にブラジリアンワックスが多い
3.日本の脱毛事情
4.日本の脱毛している人の7割は光脱毛
今まで日本人があまり気にしていなかった、アンダーの毛。海外ではどの様に思われているか知っておくべきです。海外に行くと決めたなら、その国の脱毛事情、そして日本の脱毛事情を少しだけ、勉強しましょう。
1.海外の人の脱毛事情
先ほども言いましたが、海外の人達は基本的にオープンです。休日にスパやサウナで、疲れを取るために、一日裸でゆっくり過ごす。なんて事もあるみたいです。ドイツやフランスなどでは、ヌーディストビーチなど、全く自分の身体を隠さない所もあります。本当に日本とは違い、夢の様な話です。
しかし、そんなオープンな性格な人達も、絶対に譲れないものがあります。それは「ムダ毛」です。ヨーロッパの人達にとって、裸を見られるよりも、ムダ毛を処理していないのが、バレる事の方が恥ずかしいのです。
アンダーの毛を整えるのはもちろん、不潔だからという理由で完全にツルツルにしている人もたくさんいます。
海外の男性は80%、女性は90%くらいの割合の人がアンダーの毛の処理をしています。
2.脱毛方法は基本的にブラジリアンワックスが多い
ムダ毛の処理にかなり敏感な海外の方達。その脱毛方法も豪快で、ワックスを使った脱毛が非常に人気です。
まず身体にワックスを塗る。そして固まるとワックスごと一気に引き剥がす。痛みはかなりのものですが、仕上がりは非常にキレイです。毛は毛根から抜けますのでカミソリで剃った後の様な、黒いポツポツも残りません。ただ一時的な脱毛なので、数週間たつと、再び毛は生えてきてしまいます。
毎回、その様な痛みに耐えてまでも、相手の為を思って脱毛をする。素晴らしい考え方です。でも、毎回そんな痛みに耐えるなら、レーザー脱毛や光脱毛の様に、一時的な処理でない脱毛方法のがいいんじゃないの?と思ったりもします。
実際にヨーロッパにもレーザー脱毛や光脱毛はあります。しかし、日本人ほど効果が出にくいのです。レーザーも光も、毛に含まれるメラニンという物質に反応します。ヨーロッパの方達はもともと、毛が薄く、メラニン要素も少ないため、脱毛の効果が出にくいのです。なおかつ、効果を出すまで時間がかかる。せっかちなヨーロッパの方には、これらの方法よりも、すぐに効果が目に分かるブラジリアンワックス脱毛の方が合っているのです。
3.日本の脱毛事情。下刈り屋って知ってます?
最近、日本でもアンダーの毛の処理をする男女が増えてきてます。それでもまだ、女性で2人に1人。男性で4人に3人が全く処理をしていないという、データが出ています。
実は、昭和時代初期ごろまで、日本人もアンダーの毛を積極的に処理していました。アンダーの毛の処理をする、「下刈り屋」という専門の職人もいました。彼らは、線香や、毛抜きを使ってアンダーの毛を処理していました。剃刀もあったのですが、チクチク感が残ってしまい、相手に不快感を与えてしまうからという理由で使いませんでした。
その様な文化があったのにも関わらず、時代が流れるにつれて、西洋の文化を取り入れるようになってきました。ふんどしから、パンツに変わっていったのも大きかったかもしれません。それぐらいの時期から、男女ともに、アンダーの毛を処理する習慣がだんだん減っていき、今に至ると言われています。
4.脱毛している人の7割は光脱毛
日本人で脱毛している人のほとんどは、光脱毛という脱毛方法を行っています。日本人は肌は比較的白く、毛が黒いため、光が反応しやすいのです。効果も出やすく安全という意味でも、人気の脱毛の1つです。
そしてアンダーの毛の処理には、光脱毛が一番いいと言われています。基本的に陰部は非常にデリケートで、剃刀や、毛抜きなどで処理するのは肌荒れの原因になってしまいます。海外の方に比べ、毛根も深く、濃い日本人にはブラジリアンワックスの様に、一気に抜くという脱毛方法はあまりオススメできません。ワックスを剥がした瞬間に毛穴から流血するという話もよく聞きます。
国によって、人の肌質や毛質は変わってきます。そえぞれの肌にあった脱毛方法をするべきだと私は思います。
日本にもたくさんいる「隠れツルツル」
さて、一番初めの「混浴」という魅力的な言葉から話はそれて、最終的にはアンダーの毛の脱毛の話になりました。アンダーの毛の処理は、日本ではそんなに馴染みの深いものではないかもしれません。銭湯や温泉に行って、完全にツルツルにしている人は、まだまだ少ないです。
しかし、ツルツルにしている人は意外と多いのです。彼らはあえて、自分がツルツルとカミングアウトをしません。そして、注目を浴びるので、わざわざ頻繁に温泉に行ったりしません。そんな人は「隠れツルツル」と言われています。
隠れツルツルは、アンダーの毛がスッキリする事の快適さを知っています。そして、清潔さや、メリットもたくさん知っています。海外でボーボーの陰毛は嫌われる事ももちろん知っています。そして隠れツルツルのほとんどは、海外から影響を受けて、アンダーの毛の処理を行っているのです。
あなたがもし、海外に行く機会がある。もしくは混浴や、ビーチに行きたい。そんなロマンを持っているなら、最低限のマナーだけは守りましょう。混浴に行って、相手に不快感を与えるだけなら、行くべきではありません。郷に入れば郷に従え、ではありませんが、アンダーの毛の処理はそれだけ大事なのです。
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